「ダッチオーブンで料理をしたいけど、ハードルが…」
このように悩んでいるキャンプ初心者の方も多いのではないでしょうか。
ダッチオーブンは、豪快な料理をイメージする方が多いですが、その性能を生かしてさまざまな料理を作ることができます。
そこで、今回は「ダッチオーブンの定番レシピ４選」をご紹介していきます。
ダッチオーブンの使い方とは？
ダッチオーブンは、丸焼きなどのイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、ダッチオーブンにはさまざまな使い方が存在します。
①オーブン機能
ダッチオーブンは、蓋の上にも炭を置くことで上下から熱を加えることができます。
そのため、ローストチキンやグラタンなど、さまざまな角度から熱を加える料理に適しています。
②圧力鍋のようになる
ダッチオーブンは、蓋の重さによって密閉性の高さが特徴です。
熱を閉じ込めてくれる圧力鍋のような役割を果たしてくれるため、丸ごと野菜を入れて煮込むカレーや丸ごと鶏肉を煮込む料理に適しています。
また、火を通すのに時間がかかる食材を先に入れておくこと、スピーディーに料理を作ることができます。
そして、食材の水分の蒸発を抑えて旨味を閉じ込めてくれるのがメリットです。
③ムラなく焼く
ダッチオーブンは、熱伝導がゆっくりのため食材全体にムラなく熱が伝わります。
そのため、火加減が難しいキャンプでも一部だけ焦げてしまうなどの失敗を防ぐことが可能です。
ダッチオーブンで焼く場合は、均等に火を通して肉汁を逃さないようにしたいハンバーグなどにオススメです。
④密閉性の高い蒸し器
ダッチオーブンに底網を敷くことで蒸し器にすることができます。
底網の下に少しのお水を入れてフタをすることで、肉まんや蒸し鶏など料理のレパートリーを増やすことができます。
また、食材の水分が多いものの場合は、そのまま入れるだけで虫あげることが可能です。
⑤お米を炊き上げられる
密閉性が高いダッチオーブンなので、お米をふっくら炊き上げることができます。
また、炊き上がった後に蒸しの工程もダッチオーブンがやってくれるため、お米の甘みを引き立ててくれます。
美味しいご飯を炊けるようになれば、自然と料理全体が美味しく味わうことができます。
⑥燻製できる
ダッチオーブンにアルミホイルを敷いてスモークチップを置くことで、スモーカーとして使うことができます。
燻製は、ソーセージ・ベーコンなどの王道もありますが、ちくわなどのコンビニ食材でも楽しむことができます。
ダッチオーブンでできる定番レシピ４選！
①低カロリー志向：ローストビーフ
キャンプでたくさん遊んだ後は、ローストビーフで元気をチャージすることができます。
また、ヘルシー志向の方でもそこまでカロリーがないため、キャンプ料理を楽しむことが可能です。
【材料(4人分)】
- 赤身の牛肉かたまり：500g程度
- にんにくチューブ：適量
- 塩：適量
- 黒コショウ：適量
- しょう油：少々
- わさび(チューブ)：少々
【作り方】
- 赤身のお肉に、ニンニクをたっぷり付け、黒コショウを多めに振って10分なじませる。
- 塩は焼く直前まで振らずに、振るときは少し多めにしておく。
- ダッチオーブンにアルミホイルを敷いたら底網を置き、フタをしてから熱する。
- ダッチオーブンで肉は焼かず、別のフライパンで焼いておく。
- 赤い場所がなくなるまで、強火で焼く。
- 熱くなったダッチオーブンの底網に肉を乗せてフタをする。
- 最初やや強火で5分焼いたら、その後中火にする。
- 5分後に肉をひっくり返して、フタをする。これを2～3回繰り返す。
- フォークでできるだけ中心部まで刺し、抜いたら温度を確かめる。
- 火を切って、フタを開けてそのまま5分置く。
- 十分に冷まして完成させる。
② 魚介の旨味を吸収：ブイヤベース
豪快な料理ですが、魚介の旨味を存分に楽しむことができるブイヤベース。
冬のキャンプには欠かせないキャンプ料理の定番です。
アイオリソースとバケットを添えれば、さらに美味しく味わうことができます。
【材料(6人分)】
- ブイヤベースのもと：1袋
- たまねぎ・ニンジン：1/2個(本)
- ジャガイモ：大2個
- ムール貝：一袋
- 生たら：3〜4切れ
- エビ：中サイズ10尾
- 白ワイン：100cc
- 塩：少々
- マヨネーズ：大さじ2
- ニンニクすりおろし：1/2かけ
【作り方】
- 玉ねぎは皮をむき、半分に切ってから、1cmに切る。
- ジャガイモは、皮をむいて4つ、または8つ切りにする。
- 人参は、皮をむいて薄く半月切り。
- 皮をむいて背ワタを抜いたエビと、一口大の生たらに塩と白ワインを少量振りかける。
- ダッチオーブンにオリーブオイルを入れて熱する。
- ジャガイモ、人参、玉ねぎを入れて、弱火〜中火軽く炒める。
- エビとたらも入れて軽く炒める。
- ブイヤベースのもとを入れる。
- ムール貝は、軽く洗って鍋に入れる。
- ダッチオーブンのフタをして、下火のみ、中火で約10分。
- ジャガイモに火が通らせて完成させる。
③ キャンプといえばこれ！：スペアリブ
作るのに時間はかかりますが、キャンプの思い出を作りたい方にオススメのスペアリブ。
ダッチオーブンで作ることで、食材を入れてそのまま放置で完成させることができます。
そのため、キャンプ初心者の方でも作りやすいのがポイントです。
【材料(2〜3人分)】
- スペアリブ：4本
- 塩：適量
- こしょう：適量
- コーラ：500ml
- だしの素：適量
- 醤油：100ml
- みりん：100ml
【作り方】
- ダッチオーブンを煙が出るまで中火熱する。
- スペアリブの両面に塩コショウを振っておく。
- 全面がしっかり焦げ目が付いたらひっくり返す。
- 弱火にしたらコーラを入れる。
- カップの底が見えなくなるほど、だしの素、醤油、みりんを入れる
- 沸騰したらフタをして、弱火のまま1時間半程度煮込んで放置。
- 完成させる。
④ キャンプ料理の待ち時間に：スコーン
キャンプ中にご飯は、時間がかかるものが多いです。
そのため、子どもと一緒に行くと「お腹すいた」と待てないときも…。
そんなときには、スコーンを事前に作っておくことで、ジャムなどに付けて食べさせることができます。
【材料(4人分)】
- 小麦粉：200g
- ベーキングパウダー：5g
- 塩：少々
- グラニュー糖：30g
- バター：65g
- 卵黄：1個
- 牛乳：40CC
- 生クリーム：65CC
【作り方】
- バーベキューコンロに炭をおこす。
- ダッチオーブンのフタの部分にのせて、上面をよく温める。
- 粉をまとめてボウルにふるう。
- バターを包丁で5ｍｍ角に刻む。
- 卵をコップに入れて、スプーンで卵黄だけボウルに入れて粉と混ぜ合わせる。
- 牛乳と生クリームを入れて、ボウルの中身を１つにまとめる。
- しばらく冷蔵庫で生地を寝かせておく。
- 生地を８等分して素早く手らいの厚さの円柱形にまとめる。
- ダッチオーブンで焼いて完成させる。
まとめ
今回は「ダッチオーブンの定番レシピ４選」をご紹介しました。
ダッチオーブンでさまざまな調理法を試すことで、料理のレパートリーを増やすことができます。
当サイトOIWAKEでは、自然の絶景だけではなく、自然の匂いや風の音などを楽しむことができるキャンプ場です。
「心を癒しながら、キャンプを満喫したい！」と思っている方は、ぜひホームページからご予約をしてみてください。
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