フェザースティックとは?―キャンプでよく聞くこの単語ってなに?―

キャンプ初心者

キャンプの醍醐味である火起こしですが、火起こしのやり方を調べていくと「フェザースティック」というものを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

作り方だけをみていると「自分にはできないな」と感じるキャンプ初心者の方も多いですが、フェザースティックは2つのステップを踏むだけで作ることができます。

そこで、今回は「フェザースティックとは」「フェザースティックの作り方」について、ご紹介していきます。

スポンサーリンク

フェザースティックとは?

フェザースティックとは、木の棒をナイフで薄く削っていくことでフェザー(羽毛)のような火を付けやすくするモノを指します。

キャンプ初心者の方は着火剤などを使って火起こしをしていきますが、フェザースティックを使っていくことで、本格的な火おこしを簡単に行うことができます。

フェザースティックは、木をフワフワに削ることで空気に触れる部分を増やして、着火しやすくする仕組みとなっています。

フェザースティックを作って火おこしをすることで、自然の物だけでキャンプを楽しむことができ「初心者脱却!」という感覚を感じることが可能です。

フェザースティックの種類

キャンプに慣れてくるとチャレンジしたくなるフェザースティックは、2種類存在しています。

種類によって燃え移り方も違ってくるので、ぜひ覚えておきましょう。

初心者の方にオススメ!キンドリングフェザー

キンドリングとは「焚き付け」を意味しており、他の素材で着火した燃焼時間を長く保つために使っていくモノとなります。

他に火種で作って放っておいても小さな火種としてすぐに消えてしまいますが、キンドリングフェザーを足すことで、大きな炎に育てることができるのです。

キンドリングフェザーを作る際には、羽根を厚めに削っていくため「初めてフェザースティックを作る」という初心者の方でも、簡単に作ることができます。

また、ライターなどを使って炎を作り出す場合には、キンドリングフェザーに着火することで対応することが可能です。

薄く削っていくティンダーフェザー

ティンダーとは「火口(ほくち)」を指しており、火打ち石(ファイヤースターター)のように火花を拾っていくものとなります。

ティンダーフェザーを作る際には、羽根の部分を薄く削っていく必要があるため、初めての方には繊細な作業と感じるでしょう。

ただ、ティンダーフェザーにすることで、細かな火花が映りやすくなっているため、簡単に火起こしできることがメリットです。

フェザースティックの作り方

ここからは「フェザースティックの作り方」をご紹介していきます。

初心者の方でも簡単にできるようになっているため「フェザースティックを作ってみたい」という方は、参考にしてみてください。

Step1:薪を割っていき、木材を作っていく

フェザーステックの大切な皇帝となる薪割りでは「燃えやすい」「削りやすい」ものを中心に作っていきます。

2cm角ほどの細さに薪を割っていくことを目標に作っていくことで、削りやすい木材にすることができます。

薪を割る際には、アウトドアナイフを使うことが多いですが、斧を使って薪割りをしても対応することができます。

うまく削ることができるポイント

ナイフは、強度が高い製品にすることでうまく削っていくことができます。

ナイフの中でも1本でいろんなことができる「シースナイフ」を選ばれることが多く、フェザースティック作りには欠かせないアイテムとなっています。

素材も「カーボンスチール」にすることで、スッと切れやすくなります。

また、ナイフで薪割りをする場合には、自分の身体と並行になるようにすることで、まっすぐ叩きやすくなります。

どうしても「薪割りは難しい」という方は、ネットなどで既にカットされている木材を購入することがオススメです。

Step2:木材をフワフワに削っていく

フェザースティック用の角材を割ることができたら、後は削っていく作業に入っていきます。

削っていく作業でナイフの角度が急過ぎてしまうと、なかなかスッと削ることができません、

そのため、木の表面に沿うような形で削っていくことがオススメです。

羽根の部分を薄く削っていきたい場合は、力加減が重要となっていきますので、あまり力を入れずに削った羽根を立たせながら完成させていくことが大切です。

また、木材の角を意識しながら回転させて薄く削っていくことで、うまく作れるようになっていきます。

まとめ

今回は「フェザースティックとは」「フェザースティックの作り方」について、ご紹介しました。

フェザーステックとは、一般的で空気に触れる面を大きくすることでキャンプ初心者の方でも、簡単に火を起こせるようになるアイテムです。

フェザースティックを作る際には、きちんと木材の角を意識しながら薄く削っていくことで、うまくフェザースティックを完成することが可能です。

当サイトOIWAKEでは、自然の絶景だけではなく、自然の匂いや風の音などを楽しむことができるキャンプ場です。

「心を癒しながら、キャンプを満喫したい!」と思っている方は、ぜひホームページからご予約をしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました