どれだけ社会のIT化が進み便利な世の中になっていったとしても、人間は定期的に自然を感じたくなってしまうものです。
キャンプブームが再び訪れたのも、人間に自然が必要である証拠であると言えるでしょう。
そんなキャンプでは、様々なアクティビティで楽しんだり、バーベキューを楽しんだりするのがスタンダードですよね。
しかし、ちょっと大人の楽しみ方である「コーヒー」にこだわってみるのもおすすめです。
この記事では、そんな「キャンプで飲むコーヒーが最高である理由とおすすめの淹れ方」について解説していきたいと思います。
キャンプで飲むコーヒーが最高である理由
コーヒー好きな人にとっては、自宅や職場で飲むコーヒーは最高にリラックスできる時間ですよね。
しかし、そんなコーヒーよりもさらに美味しく感じられるシチュエーションこそが、「キャンプ飲むコーヒー」なのです。
いったいなぜキャンプで飲むコーヒーが格別の味わいなのか、いくつか考えられる理由を挙げていきましょう。
外で飲む方が脳が快感であると認識するから
これはコーヒーに限らずですが、どんな人も家の中で飲食するよりも、外で飲食した方が圧倒的に美味しく感じるものです。
脳は自宅などにいる時にはリラックスしていることを示すα（アルファ）波が主体となります。
しかし、外にいる時には、緊張感を感じるβ（ベータ）波が主体となります。
緊張している状態で、食事や飲み物といった「報酬」を得ることで、脳は快感を感じるようになります。
したがって、キャンプで飲むコーヒーは必然的に自宅や職場といった屋内で飲むコーヒーよりも美味しく感じることができるわけです。
天地効果があるから
「天地効果」をご存じでしょうか？
これは、「普段の環境とは違う場所にいることでリフレッシュできる効果」のことを指します。
特に自然に触れた際に天地効果は高いと言われています。
それゆえに、自然の中でコーヒーを飲むことで普段よりも高いリフレッシュ効果を得ることができるのです。
コーヒーをゆっくりと味わえるから
普段の生活の中でコーヒーを飲む場合、次の予定がすでに決まっているケースがほとんどですよね。
・小休憩中にコーヒーを飲んで仕事をする
・お昼休憩中にコーヒーを飲んで午後からまた仕事をする
・PC作業をしながらコーヒーを飲む
このように、時間や仕事を気にしながら飲まなければなりません。
しかし、キャンプで飲むコーヒーは、時間を一切気にすることなく、心身ともにくつろぎながら飲むことができるので、美味しさもUPするのです。
キャンプで飲むコーヒーのおすすめの淹れ方
キャンプでコーヒーを飲もうと思った時、それほどこだわりがない人であれば、インスタントコーヒーを持って行ったり、挽いてあるコーヒーの粉を持っていきドリップして飲んだりすることでしょう。
ドリップして飲めば本格的なコーヒーを味わえるので、それだけでも十分に幸福感を感じることができますが、さらに美味しくコーヒーを飲む方法があります。
それが、「キャンプ場でコーヒーを挽いて飲む」という方法です。
「コーヒー豆なんて挽いたことがない」といった人も多いかと思いますが、実は意外と簡単にコーヒー豆を挽くことができるものです。
必要な道具は、「ミル」です。
ミルとは、焙煎されたコーヒー豆を中に入れて粒状に挽くための道具です。
ボタンを押せば自動で挽いてくれる「電動ミル」もありますし、自らハンドルを回して挽く「手動ミル」も存在します。
電動であっても、安価なものであれば3,000円～5,000円程度で購入できますし、手動ミルであれば2,000円～3,000円程度で購入可能です。
実際にミルを使用してコーヒー豆を挽いてみると分かりますが、挽きたてのコーヒー豆は「圧倒的に香りが良い」のです。
一度体験すれば「なるほどこういうことか」と実感できるはずです。
テント周辺にコーヒー豆の良い香りが漂い、ドリップした後も最高の香りと共にコーヒーを味わうことができます。
コーヒー豆にもこだわってみる
コーヒーショップで販売しているコーヒー豆であれば、品質的には問題ありませんが、より美味しいコーヒーを飲むためには、「自分好みのコーヒー豆」を購入してみましょう。
コーヒーは、豆の種類によってかなり味わいが変わります。
酸味や苦み、コク、甘味などに違いがあるので、店員さんに聞いたり表示されているコーヒー豆の特徴を見たりして、自分好みの豆を選びましょう。
まとめ
今回は、「キャンプで飲むコーヒーが最高である理由とおすすめの淹れ方」について解説してきました。
自分で選んだコーヒー豆をキャンプ場に持っていき、自分で用意したミルで挽いてドリップしたコーヒーが美味しくない訳ありませんよね。
コーヒーは1日4杯程度であれば健康にも悪影響ではないので、「キャンプ場に付いてテントの設営が終わった後」や「夕食が終わった後」、「朝起きた後」など数回は楽しむことができます。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか？
きっとコーヒー沼にハマってしまうはずですよ。
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