キャンプと言うと、自宅よりも若干低いアウトドア用のテーブルやチェアーを並べ、高めの位置で食事をしたリ飲み物を飲んだりするイメージがありますよね。
バーベキューコンロも、立ちながら焼くようなHighスタイルのものも数多く販売しています。
しかし、キャンプのスタイルは様々で、30cm~40㎝程度のテーブルやチェアを並べ、なるべく低い位置でくつろぐ「ロースタイルキャンプ」も人気があります。
そこで、今回は「ロースタイルキャンプの魅力」についてご紹介していきます。
キャンプは「便利or自然を満喫」の二極化が進んでいる
一昔前のキャンプは、どこのグループのキャンプも似たような内容でしたが、現代では非常に多様化しています。
1人でキャンプを楽しむ「ソロキャンプ」を楽しむ人も増えてきましたし、様々なキャンプギアの登場でよりカスタマイズ性が高まっています。
そして、キャンプを楽しむ人々の楽しみ方自体が、完全に二極化してきているのも確かです。
ホテル並みのサービスや便利さによって快適にキャンプができる「グランピング」なども流行していて、ポータブル電源などを持ち込みより快適に過ごしたいキャンパーも増えています。
そして、その逆により地面に近い位置で自然を感じながらキャンプをしたいといったキャンパーも存在します。
ロースタイルキャンプとは?
ロースタイルキャンプとは、冒頭でも挙げた通り30cm~40㎝程度のテーブルやチェアを並べ、なるべく低い位置でくつろぐキャンプのことです。
テーブルやチェアだけでなく、焚き火台も低め物を選び、低い位置で長時間を過ごします。
ここ数年ロースタイルキャンプにハマる人も増えてきているので、ロースタイル用のキャンプギアもかなり多く販売しています。
ロースタイルキャンプの具体的な魅力とは?
ロースタイルのキャンプが人気となっているには、明確な理由があります。
いくつか挙げてみましょう。
ゆったりと過ごすことができる
ロースタイルキャンプは、何度も立ち上がったりするせわしないキャンパーには向きません。(立ち上がりにくいので)
低いチェアに座り足を伸ばしたら、あまり動かずにのんびりと過ごします。
焚き火台も低めにしておけば、座った状態でバーベキューなども行えますし、ガスバーナーなどを利用しその他の料理を作ることも可能です。
実際に座ってみると分かりますが、非常に目線が低くなり、より自然に囲まれている感覚を味わうことができます。
そして、テントやタープの天井との距離もあるので、空間が広く感じられるというメリットもあるのです。
ギアの持ち運びしやすく設営&撤収が楽になる
これはキャンプあるあるですが、多くのキャンプギアを持っていってしまうため、持ち運びが大変で設営や撤収が大変になってしまうことがあります。
しかし、ロースタイルキャンプの場合は、1つ1つのギアが小さいので、とても持ち運びしやすく、設営も撤収も楽になります。
楽にキャンプを終えることができるので、「またキャンプに行きたいな」という気分にさせてくれるのです。
子供やペットと同じ目線でキャンプができる
目を離したときに焚火などに手を伸ばしてしまう可能性がある1~2歳の子供がいたり、なんでもつまみ食いをしてしまうペットがいたりする場合には難しいですが、それ以外ならばロースタイルがおすすめです。
なぜならば、大人も低いチェアに座ると子供と同じくらいの目線になりますし、犬とも触れ合いやすい状態を作れるからです。
そういった意味では、家族の一体感を味わいやすいスタイルであると言えるでしょう。
ハイスタイルでのキャンプの場合は、子どもが料理を取りにくかったり、足が届かないので降りる際に転んで怪我をしてしまうリスクもありますが、ロースタイルではそういったこともありません。
もしもテーブルから何か落としたとしても、低い位置から落ちるだけなので割れたりするリスクも少ないはずです。
お座敷スタイルで更にのんびり感UP
ロースタイルキャンプの場合は、ギアが小さく軽いので、レイアウトもしやすいですよね。
そのため、途中で違うレイアウトに変えてみるといった方法もおすすめです。
そして、特におすすめなのが、「お座敷スタイル」にするという選択肢です。
タープ内にグランドシートを敷き、カーペットなどを敷くことで、最高にくつろげる空間を作ることができます。
その前にローチェアとローテーブル、焚き火台をセッティングすれば、様々なくつろぎ方ができることでしょう。
まとめ
今回は、「ロースタイルキャンプの魅力」について解説してきました。
・ゆったりと過ごすことができる
・ギアの持ち運びしやすく設営&撤収が楽になる
・子供やペットと同じ目線でキャンプができる
ロースタイルキャンプには、このような魅力が詰まっています。
お座敷スタイルにすれば、より地面に近く自然を存分に感じられるはずです。
まだロースタイルキャンプをしたことがないという人は、ぜひ挑戦してみましょう。
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